50代の主婦です。娘が一人います。
一昨年、旦那の義父の葬儀を家族葬で行いました。
以前から葬儀は家族葬にして、最小限の費用で執り行うと旦那は
決めていたようで、色々段取りを話し合って決めていたそうです。義父は片方しか腎臓が無く、透析をしながら、自営の仕事と一日おきの病院通いを長年続けてきました。
たった一人の私の孫娘をとても可愛がってくれたのですが、
透析があるので家族で遠出の旅行も出来ず、ささやかな思い出作りしか出来なかったと思います。
でも病院に頻繁に通うので、思ったよりは長生きして、安らかに眠りにつきました。
そして葬儀の段取りに入ったのですが、旦那の昔からの友人に神社の神主がいて、葬儀は神式で執り行うと言っていました。
義母が葬儀社の互助会に入っていて積立金があるからと
その葬儀社に決定。通夜泊まりの本葬で家族葬なので、
親族達がお通夜に集まりました。意外に親族が多く50人以上は集まったと思います。一部屋借り切っていたので、その晩はその部屋でお泊まり。和室で家族と泊まりなんて滅多に無いので、ちょっと旅行に来ているみたいだねと和やかに過ごしました。
葬儀の日は神式なので、礼装をした神主さんの指示の元に神式スタイルの葬儀。祭壇も違い何もかもが一般の葬儀と異なるのでとても新鮮で厳かな雰囲気で神葬祭が出来ました。
家族葬は、余計な気を遣わなくて家族親族とともに和やかにすごせるので良かったです。
ただ、思ったより、葬儀の費用がかかったらしく、
旦那は本当は神主のお礼代と、神主の知り合いの葬儀屋で場所を借りればのつもりでいたので、互助会の積み立てがもったいないからと、そこでの場所の葬儀はかえって高ついたと少し不満を漏らしていました。
色々なオプションがついて、確かに費用はかかったと思います。
そのあたりは義母とも話し合いが足りなかったなと反省しています。でも親族と家族だけの葬儀はやはり他人に気を遣わなくていいし、良くも悪くも、家族のあり方を学んでいるような気がします。改めて家族、親族との絆を感じました。
家族葬で、家族、親族との絆を感じる
