私は千葉県在住の50歳、男性で、広告デザインを生業としています。家族は妻と娘2人です。この年齢になると、冠婚葬祭の葬の部分に参列する場面が増えて来ました。そんな中でも、最近、本当に多い葬儀が、家族葬です。私の妻の両親も3年前、2年前と立て続けに、ご逝去され、やはり、葬儀の形は家族葬でした。勿論、友人、知人、お世話になった方々を大勢、参列した葬儀も良いとは思うのですが、私は身内の葬儀も含めて、家族葬は、今の時代に合っていると思っています。それは、家族と本当に親しい知人だけで、送って上げる形こそが、周りに遠慮せずに出来る自然体の葬儀だからです。妻の両親の葬儀では、本当に身内と親しい故人の友人が数名での葬儀でした。受付は妻の兄弟が行い、儀典も身内で行い、司会だけは、葬儀社の方にやって頂き、それ以外は、殆ど、家族、兄弟だけで行いました。出来るだけ、費用をおさえる部分もありましたが、その方が、家族、兄弟が集まって、協力して進行した方が、故人も安心するのではないかと言う思いもありました。ただ、唯一、後悔しているのは、高齢の故人の友人の中には、どうしても、葬儀に参加したいと言う方もいらしたのですが、その方を参加させてしまうと、この人も、あの人もになってしまうので、心苦しいながらも、お断りさせて頂いた事です。家族葬なので、どこかで割り切らなければ行けないのが、非常に辛かったです。ただ、家族葬は、デメリットよりもメリットの方が、私はあると思います。まず、変に他人に気を使わずにすると言う点です。本来は葬儀がメインなのに、参加している方への気遣いで疲れてしまいます。それでは本末転倒の様な気がします。そして、家族葬なので、好きな形で葬儀が出来ると言う点も良い部分です。通例ですと、通夜があり、告別式。そして火葬と言う流れだと思いますが、家族だけなので、告別式だけでも良いのです。また、家が大きい方なら、自宅葬でも良いと思います。その時の環境や状況、家や予算によって、家族だけで決められるのも、家族葬の良い部分だと思います。これからの葬儀は、家族葬がスタンダードになって行くのではないでしょうか。
50歳男性 他人に気を遣わない、家族葬こそ、本来の葬儀の形だと思い
