家族葬体験談

34歳男性 祖父の姉が亡くなり家族葬に 気楽に行えました。

34歳男性です。
3年前に、祖父の姉が亡くなった時のお話をします。

彼女は生活保護を受給しており、一人暮らしでした。
亡くなる時は施設のベッドの上でしたが、貯金もほとんどなかったため、その予算の範囲内、ということで家族葬になりました。

読経などもなく、身内の数人だけで見送りました。
顔見知りの身内だけということもあり、お坊さんに気を遣うこともなく、わりと気楽な葬式だったように記憶しています。

祖父はその時すでに他界しており、故人の同世代は祖母だけだったのですが、印象的なエピソードがあります。

遺体の隣の部屋で雑談をしている時に、お坊さんも呼べないのは何だか情けない、という意味のことを、祖母がポツリと洩らしたのです。

自分は特定の信仰はありませんが、祖母の口からそのような前時代の価値観を告げられるのを聞いたとき、何ともいえない複雑な気分になったものです。

故人の想いを聞いたわけではありませんが、葬式とは一体誰のためにやるものなのか?という、漠然とした疑問もこの時浮かびました。

死んだものの霊魂をなぐさめるために行うものだ、という建前はあると思います。
しかし、それ以上に葬式とは、生き残ってる者たちの気が済むように行ってしかるべき、という言い分もあるのだと思います。

そうであるなら、故人と世代の近い祖母に、前もって相談しつつ、コトを進める方法もあったのかも知れません。

故人は特に、自らの死後のことについては何の方針も遺さなかったようなので、お坊さんを呼んで読経してもらわなくても、それは気にしていないと思います。(仮に霊魂というものがあるとするならば)

繰り返しますが、その時の故人の葬式は、個人的に気楽で好感の持てるものでした。自分が亡くなる時も、こんな感じで簡単に送り出してもらっても構わないとさえ思いました。

しかし、葬式というものが生きている者のために行うもの、という側面がある以上、前時代の価値観であろうとも、残された人たちの想いは尊重されなければならないでしょう。

まだ考えがまとまってないところはありますが、これからも葬式というものについて、考え続けなければならないな、と思います。

2020年7月5日 体験談

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