44歳男。妻の祖母が亡くなった際に家族葬。

私、現在44歳男。家族葬を行ったのは約4年前くらいです。妻の祖母が高齢だったこと、体調も優れておらず入院をしていたこと、病院の医師からの助言でもう長くはないだろうと言われていたこと等があり家族もそれなりに覚悟はしていました。病院から連絡があり亡くなったと聞き、彼女の実家にすぐに向かいました。義理の父親と母親と妻と4人で相談した結果、家族葬を行おうという決断に至りました。従来ならば亡くなったおばあちゃんの知人や友人、親族などに連絡をして通夜・葬儀を執り行うのが正式な方法でしょうが、周りを見ても高齢者が非常に多くそれぞれ体調など優れない方々ばかりだったので、連絡をして葬儀に来てもらうことまでは相手にも悪いんではないかという考えでした。葬儀社の方たちと話し合い手際よく段取りをしていただきました。当日は家族葬なので参加者は子供を含めても10人もいませんでしたが、それ以外は普通の葬儀でした。家族葬を行ったことで私は家族も含め後悔していることは特にありませんが、亡くなったおばあちゃんの知人や一部の親族の方からは葬儀に参加したかったと言われたことは何度かありました。ただ、このような事情があって話し合って家族葬を選んだんだと説明したら皆さん理解してくれました。私自身もそうだったのですが、今は色々な葬儀のスタイルがあります。一昔前のような近所の家とのコミュニケーションが無くなっている場合や、私たちのように親族の方々が高齢になっている場合、葬儀を執り行う金銭的な余裕のない場合など様々な理由があると思います。そんな時は悩まずにそのまま葬儀社の方に相談してみるといいと思います。葬儀社によって多少の違いはあるのでしょうが私が行ってもらった家族葬は通常の葬儀でした。私は葬儀とは別れのあいさつの儀式だと考えているのでそれぞれの気持ちの問題だと思います。葬儀が大きかったとか立派な棺桶にしたとかあまりこだわらなくてもいいんじゃないでしょうか。
葬儀を行ってくれること、大切な家族が別れのあいさつをしてくれたこと。それだけでも故人は喜んでくれると思います。

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