38歳男 突然の家族葬体験

 こんにちわ。現在38歳の男性です。求職をしている無職者というのが、私の今をより正確に現わしているかと思います。働いてお金を得て自分の人生を自分の力で生きている、世間で一般的にそういう見方をされそうな生き方をしたいのですが、たかが就職が私にとってなかなか難しいことになってしまっています。

 家族葬というのをご存じでしょうか。大体文字から察することは出来るかと思いますが、葬式を家族などの近親者のみでとり行う葬式の形態のことのようです。私は、葬式に限らず結婚式や法事などのしきたりという類のことについて疎いです。
 しかし、世の中どう転ぶか本当に分からないもので、突然、私も家族葬というものを体験することになってしまいました。それは、今から約1年前に私の父が他界した為です。当時の父の年齢は60代半ばであり、まだまだその時期はないだろうとどこかで思っていました。ガンが再発していたので、体の状態は良くなかったのでしょうが、大丈夫そうに振舞っていたこともあって、私は亡くなる程とは思っていませんでした。
 亡くなった後は大変の一言です。その最初の一歩が葬式選びです。深夜の時間に息を引き取ったこともあって、葬儀屋を選ぶ時間も深夜になりました。そして、選んだ葬儀屋が深夜にきて、どういう葬式を行いたいかを提案・案内してくれました。チンプンカンプンの葬式のことを説明されて、私にはどういうことなのかよく分かりませんでしたが、結局、母が家族葬でシンプルな葬儀を行うことを決定しました。
 私にもそれまでに何度か葬式に参加した経験がありましたが、それらの葬式経験とは全く異なる葬式となりました。近親者のみが参加する葬式なので、以前に参加経験のある葬式とは盛大さみたいのものはかけていたように思います。しかし、体もへとへとに疲れている状態でもあったので、ひっそりとした中での葬式であったのは、心身の負担が楽になる側面があったのも事実です。

 今は気持ちも落ち着きを取り戻していますが、やはり葬式を行うというのは大変で疲れます。家族葬が良いかどうかは人それぞれ違うかと思うので、特におすすめの葬儀形態だとは言えないかと思います。それよりも、事前に亡くなった後どうするかを準備しておいた方が良いということは言えます。葬式の場合、事の前に準備するというのは何か良くないことの様に思われるでしょうが、実際に事後対応ではとても大変だったというのが私の感想です。