49歳女 心温まる家族葬でした

父が亡くなった6年前家族葬をしました。家族葬にすることは弟と母が決めて私は後からそのことを聞きましたが、こぢんまりとした中にも温かさを感じるとても良いお葬式になりました。

家族葬という言葉を聞いたのはその時がはじめて。今までたくさんのお葬式に行きましたが家族葬は父だけです。父のお葬式以外は大きな会場を借りてたくさん参列者が居て・・・私はお葬式はそういうものだと思っていたのです。だからお葬式に違和感を持っていました。

あまり付き合いがない人が参列することに誰も違和感を感じないのだろうか・・・近所に住んでいるということだけで挨拶程度の付き合いなのに参列している人たちを見て、私はこれでは亡くなった人が気を遣うんじゃないかと思っていたんです。もし私が死んで私の葬式に挨拶程度の関係の人たちが来ていたとしたら恐縮してしまいます。

それでもお葬式とはこういうものだと思うようにしていたんですが、父のお葬式が家族葬ということでこれまでと大きく異なるお葬式になるんじゃないかとドキドキしていました。あまりにも簡素だったらどうしようとそういうドキドキです。

しかし、予想外に父の家族葬はとても心温まるものでした。会場はこぢんまりとしていましたがとてもキレイで職員も感じが良かったのです。施設の雰囲気に冷たさはなくシャワーが自由に使えたし泊まることも出来ました。

父と最後の夜を過ごすことが出来たのが嬉しかったですね。部屋にはテレビやテーブル雑誌など一般家庭にあるようなものが置かれていてテレビにはゲームがありました。私たち家族はそのゲームで遊んだりして父が棺の中で寝ている同じ部屋の中で不思議なくらい心穏やかに過ごすことが出来たのです。

集まってくれた人は親戚と父の友人、それから近所で仲が良かった人たち。昔からなじみのある人たちが父に会いに来てくれて父も嬉しかったと思います。気を遣う人が居なくてそれが家族葬の良いところだと思いました。