48歳女性 家族葬は意外と気楽に選んではいけません

40代の女性です。私の両親は二人とも既に他界しており、私は結婚して実家を出ていて、今は独身の兄一人が実家に暮らしています。母がまず10年以上前に亡くなり、その時は普通の葬儀で行いました。母親が若かったこともあり、参列者が多く、お香典も沢山頂きました。大きな会場で行うので、当然事前の連絡や葬儀進行の打合せやら準備がとても大変だったという記憶がありました。父親が他界したのは3年前ですが、今度は兄が喪主となり、私達子供が主体になって葬儀を行わなければならない事、父も退職して十数年たっており現役の時ほど他人とのおつきあいも密ではない事、両親の親交のある方々が詳しく分からない事等から家族葬という選択になりました。そこに至るまでは、大きな葬儀場で送ってあげない事への罪悪感も多少ありましたが、母の時の大変さ、子の代になって行う葬儀なので私達が良いと思える葬儀、費用面も抑えられる等考えた結果でした。実際、葬儀を終えてみての感想は、新しい形式の葬儀はそれはそれでとても大変だったという事です。比較的古い地域にある実家はお隣近所、お年寄りがまだ多くいて、家族葬にされては自分達が最後を見送る場がない、以前に香典を頂いたからお返しする時がない等の不満が出てくるのです。結局、葬儀とは別の日にお香典をもってお線香をあげに来ていただくことになり、それ用に香典返しの準備も必要になり…と二度手間になりました。また、田舎の場合は地元の新聞等に通常、葬儀の日程のお知らせを載せることが多く、それをみて参列してくださるのですが、家族葬はそのようなお知らせをしない為、亡くなった事すら知らず、かなり時期が外れてからお線香をあげに来られる方も多くいらっしゃいました。その部分は家族葬にしてしまい、一番後悔した点でもあります。費用面も、家族葬だからと言ってとても安いわけではありません。一連の最低限の費用は何十万と掛かりますし、参列者が少ない分、お香典も少ないので、支払で足りない分は自分達が支払わなくてはなりません。あまりご近所付き合いのうるさくない地域にお住まいで、亡くなられた方の希望であったり、亡くなられた事をお伝えする人が多くない場合は、家族葬でお見送りしてあげるのが良いと思います。